鯔背屋(いなせや)について
~鯔背に風を切れ~
鯔背(いなせ)とは?
江戸時代、風情のある威勢のいい若者を「いなせな若い衆」 と呼んでいた。
そもそも、鯔背とは若者の間で流行した髷(まげ)の一つで、鯔(ボラの幼魚)の背中に似ていたことに由来している。
当時の江戸では、派手な柄や装飾をすることを禁じられていた。
厳しい規制の中、少しでも個性を表現したいという、心意気から生まれた美学ともいえる。
そんな遊び心や感性は「粋」として現代にも受け継がれている。
鯔背屋(いなせや)に込められた「3つの想い」
「粋で鯔背な日本のデリバリー配達員文化をつくる」
プラットフォーマー側からではなく、配達員発信のもと、粋で鯔背な日本らしいデリバリー文化を作りたい。
「配達員って、カッコいい。」
そんな風に言われる世の中を創りたい。
これは鯔背屋の強い想いである。
なんのしがらみもなく、各々の目的のために、自由に働く。
ある者は、夢のため。
ある者は、生活のため。
ある者は、生きがいのため。
様々な背景、想い、目的があるが、その目標に向かって、配達をしている配達員を、僕たちはかっこいいと思っている。
そしてデリバリーをする仕事は、感謝されることも非常に多いし、デリバリー配達員の仕事を、素敵な仕事の1つとして見てくれる方も多い。
ただ、悲しいことに世間では、そうは思っていない意見、考え方、見方をされていること感じる場面も、現状よくある。
そんな空気感を少しでも変えていくために、デリバリー配達員の素晴らしさ・カッコよさを伝えるために、商品を通じて世間に訴えていきたい。
「気分が上がる遊び心を」
江戸時代におしゃれとして、取り入れられた鯔背(髷)のように、配達をするときに少しでもカッコよく、気分が上がる物を作りたい。
そんな気分になった配達員が1人でも増えるほど、デリバリー配達員の見え方も変わってくるはず。
「配達員って、カッコいい!、粋だね!」
に近づくと信じている。
「世界への発信」
そんな「配達員がカッコいい。」と言われるようになった、粋で鯔背な日本のデリバリー文化を世間に、そして世界に発信したい。
いつか、外国人の方から配達員を見たときに
「INASE!!!」
と言われることを目指して。
一緒に、粋で鯔背な日本のデリバリー文化を創ろう。